IA64

http://www.atmarkit.co.jp/fsys/kaisetsu/041ipf2007/ipf2007.html

サーバ市場では、IA32とIA64(IPF:Itanium Processor Family)の台数ベースで比較するとIA32が85%、でA64が15%、金額ベースで比較すると、ともに50%ずつ。つまり、IA64の売り上げ単価が高い。

Intelの副社長兼エンタープライズ・プラットフォーム・グループのジェネラル・マネージャであるアビー・トールウォーカー(Abhi Talwaklar)氏

2007年において、IPFとIntel Xeonのプラットフォームは共通化され、IPFのプラットフォーム・コストは大幅に引き下げられる。しかし、ソリューション・コストという点では、依然としてIntel Xeonの方が安価になるだろう。IPFのソリューション・コストが下がることで、一部でIntel Xeonとクロス・オーバーする部分が出てくるが、この領域は顧客の選択になる。Webサーバやアプリケーション・サーバの多くは、既存の32bit環境で十分であることから、引き続きIntel Xeonが利用されることになる。一方IPFは、64bitアプリケーションの処理性能とスケーラビリティ、信頼性の高さによって、ハイエンド・サーバを中心に利用される

Silvervale(シルバーバル)テクノロジ
将来のサーバ・プラットフォームでサポートされる予定の仮想マシン技術。クライアントPCでのVanderpool(バンダープール)テクノロジのサーバ版と思われるが、どのような点が異なるのかなどは明らかにされていない
Vanderpool(バンダープール)
1台のPCをパーティショニングすることで、複数の独立した仮想マシンを実現する技術。最終的には完全に独立した、すべての仮想マシンが等しく扱われる完璧な仮想化を実現する見込みだが、その前段階としてフルスペックの仮想マシンと一部機能が制限された仮想マシンが並立する2段階で実装される可能性もある。